ストーブは知ってると思いますがロケットストーブについては知らない人も多いと思います。
コンパクトで手軽に持ち運べるのでキャンプやバーベキュー、アウトドアなんかでも使う人が増えていて話題のストーブです。
構造が普通のストーブとは異なり、燃焼効率が良くすぐに火が付けられるので初心者の人でも簡単に扱えるのが魅力なんです。
バーベキューでちょっと目を離したすきに日が消えてしまうこともありますよね?
でもロケットストーブなら着火もらくらくすぐに火が付けられるので火が消えてもすぐに火おこしできますよ!
アウトドアをしない人でもエコな暖房機器として、一家に一台あるだけでも重宝します。
そんなロケットストーブの魅力についてご紹介して行きたいと思います。
ロケットストーブってどんなもの?
ロケットストーブは他のストーブと違い燃焼効率がはるかに良く燃料消費も少なく済みます。
燃料が従来のストーブよりも少なく済むので省エネストーブとして期待されています。
ロケットストーブの登場はまだ新しく、1982年にラリー・ウィニアルスキー博士により原理を考案されました。
その原理により燃料を燃やしても煙突の方へ空気と一緒に流れて二次燃焼によって煙も燃やしてしまうので煙がほとんど出ないようになっています。
この時にゴー!っと勢いよく火が燃える音がするのでロケットストーブと呼ばれるようになったとされています。
>>ロケットストーブの良さ
ロケットストーブと薪ストーブの違い
寒い冬にはストーブが欲しくなりますが、家に薪ストーブがあるとすごいおしゃれで憧れますね。
でもロケットストーブがあれば薪ストーブの変わりとして使えるだけでなく、燃焼効率も良いので燃料を節約することもできるんです。
ではロケットストーブと薪ストーブはどんな違いがあるのでしょうか?
一番の大きな違いはロケットストーブには燃焼室がないことです。
薪ストーブは燃焼室で薪を燃やし、煙突で排気をするのですが、ロケットストーブは煙突が燃焼室の代わりにもなっていてドラフト効果により更に高温にすることができます。
>>薪ストーブと何が違うの?
ロケットストーブの構造ってどうなってるの?
ロケットストーブの構造はシンプルになっていて焚き口と燃焼室の代わりとなる煙突があればロケットストーブとなります。
この二つを組み立てたらロケットストーブと呼べるものになります。
薪や木材などの燃料の投入口があり、そこに燃料を投下し火だねをつくります。
通常ですと火を起こすと火は上に上がりますが、ロケットストーブの場合この投入口から空気も流れ入ってくるので火は空気と一緒にロケットストーブの内部に流れていきます。
内部に流れると燃焼室となる煙突で再燃焼されることで更に高温になり上昇気流が生まれます。
この時に発生された煙も一緒に燃やしてくれるので煙が出にくい構造となっています。
これだけ聞いても良くわからないと思いますので、ラリー・ウィニアルスキー博士によるロケットストーブの原則を紹介します。
1.断熱すること。
2.ストーブ内に煙突を設けること。
3.燃える分の燃料だけを投入すること。
4.空気の流れを妨げないこと。
5.燃焼室に適切な量の空気を入れること。
6.燃焼室の断面積はストーブの出力に応じて決定する。
7.燃料の表面に空気が流れるようにすること。
8.炭化する燃料の周りを空気が通るように調整する。
9.熱とストーブを完全に分離すること。
10.熱を効率よく利用するため、鍋とストーブ本体との隙間を適切に調整すること。
この原則の通りにすることで効率よく燃料を燃焼させロケットストーブの特徴を引き出したストーブになります。
ロケットストーブは一見すると難しく見えますが使ってみると誰でも簡単に扱えちゃう優れものなんですよ。
ロケットストーブがあればなんでもできちゃう!
原理を簡単に説明しましたが実際にはどんなことに使うのでしょうか?
本来のロケットストーブは環境問題や貧困層の為に開発されました。
薪などの燃料を使わなくても、落ちている小枝で燃料の代わりとして使えるのでまたたく間にエコストーブとして注目を集めました。
ロケットストーブは省エネストーブとして期待されアウトドアを楽しむ人達を中心に愛用されています。
みんなを虜にするロケットストーブの魅力ってなんなんでしょうか?
>>ロケットストーブはこんなに遊べる
燃料の心配がない超省エネストーブ
薪を使う従来のストーブは燃料代がかかってしまい長い目で見ると結構な金額がかかってしまいます。
でもロケットストーブは薪を使用しなくても火をおこすことが可能となっているので、燃料代をかけずに火をおこすことができるので非常にリーズナブルなストーブになっているんです。
環境にも優しく廃材や割り箸、庭やキャンプ場に落ちている小枝を使ってすぐに火をおこせるのがロケットストーブの特徴なんです。
ロケットストーブで暖を取る
ロケットストーブがあれば火おこしも手間がかからずに、焚き火をすることができるので暖房機器としての機能も高く寒い日でもすぐに暖まることができます。
燃焼効果が高くロケットストーブの構造により煙を完全燃焼してくれるのでほとんど煙が出ないのも嬉しいポイントとなっています。
寒い日はロケットストーブで暖をとることで燃料もかからずに暖まれるので省エネ暖房としても優秀ですよ。
ロケットストーブは屋内でもOK!
このロケットストーブはなんと屋内でも使用することができるんです。煙突の自由度が高く調整してあげることでどこでも使えるようになるんです。
ロケットストーブに取り付ける煙突の長さを変えてあげて外まで煙突を伸ばして排気することで家の中や小屋での使用も可能となります。
上手く使えばキャンプに行った時のテントの中でも使うことだってできちゃいます。
ロケットストーブで料理も作れる
ロケットストーブの熱源を利用すれば料理に活用することもできちゃいます。
排気口から吹き上げる熱に網を乗せればその場でバーバーキューもできるし、鍋ややかんを置くこともできるので料理の幅も広くなり使えるのが魅力的です。
料理で使用する燃料も木っ端や廃材を使えばタダ同然!
環境にも良くエコなロケットストーブで料理を楽しんみてはいかがでしょうか。きっとバーベキューで大活躍しますよ。
災害時にも重宝できる!
災害が起こった時に心配になるのが冬の寒さ。
でもロケットストーブがあれば冬の寒さにも負けることなく災害時も暖かく過ごすことができますよ。
燃料も廃材などを利用して火をおこして暖を取ることができるので非常に重宝します。火力が強くすぐに火を付けられるので炊き出しにも活用できますね。
防災グッズとして一家に一台あれば非常に心強いものですね!
ロケットストーブでアウトドアを楽しもう!
ロケットストーブがあれば色々なことに有効活用できアウトドアを快適なものにしてくれます。
キャンプやバーベキューに出かける時も荷物が多くてかさばってしまいますが、
ロケットストーブがあれば炭などの燃料を持っていかなくても火をおこせるので気軽にバーベキューを楽しめるのもポイントですね。
こんなに魅力的なロケットストーブを自作してアウトドアやキャンプを楽しむ人も多くいますが、
わざわざロケットストーブを自作するのも面倒だし手が出しにくいという人は販売されているロケットストーブもあるのでぜひチェックしてみてください。
使い勝手も良く持ち運びも楽ちんで見た目もスタイリッシュ!だから仲間内でも注目の的でおすすめですよ。
>>ROCKEBO(ロケボ)
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